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オンライン上で初対面 オリエンテーション開始
 今回は新型コロナウイルス感染拡大の影響で初のオンライン開催となり、小学校4~6年生の参加者25人全員が画面越しに顔を合わせました。国立青少年教育振興機構の古川和理事長が、「想像力を働かせて楽しい絵本を作ってください」とあいさつ。続いて子ども25人が、「みんなと仲良くなりたいです」などと一言ずつ自己紹介しました。
 その後、緊張気味のままグループに分かれた子どもたちはグループリーダーに声をかけられ、ゲームや趣味の話で盛り上がりながら笑顔になっていきました。続いて、各グループで話し合って選んだ鳥の名前をグループ名としました。
 再び全員の交流タイムでは、小学校教師の岡本恵さんが「好きな給食は?」「地域で有名な場所は?」などと質問してみんなが画面上で答えていって、雰囲気が盛り上がりました。
 「校長先生」の久保敬さんが、「朝の通勤電車に乗っている鳥はなーんだ?」となぞなぞを投げかけると、子どもたちは一斉に「コンドル」と答えて、笑い声が起きました。
 最終日の宣言文の発表者には何人も立候補があったので、じゃんけんで脇田悠生さんと澤田涼那さんに決まりました。
 最後は小学校校長時代に「ガッツ校長」と呼ばれていた久保さんの呼びかけで、元気の出る合言葉「ガッツ」をみんなで連呼して締めくくりました。
オリエンテーション 古川理事長 オリエンテーション 岡本先生 オリエンテーション 好きな教科 オリエンテーション 通勤電車に乗っている鳥?
約10年前の参加者たちも集合
 2009~12年に開催した第7~10回交流で、中韓両国の小学生と一緒に参加した大学生8人も集まりました。子どもと一緒に参加した開会式では、2009年の北海道開催に参加した吉富亮介さんが「直接会えないけれども、オンラインだからこそ出来ることを見つけて楽しみたい」とあいさつしました。議論の進行役を務めるファシリテーターの株式会社聴き綴り本舗の西尾直樹代表取締役と、就職・キャリア支援の場づくり事業などを手掛けたフリーのファシリテーター、木戸伸幸さんも自己紹介。
 その後、実現させたい日中韓の「未来交流プラン」を4日間で練り上げていくという目的やアプローチを確認し合い、初日を終えました。